革秀寺本堂
かくしゅうじほんどう 革秀寺本堂
革秀寺本堂は正面9間・側面8間、入母屋造茅葺で正面玄関は式台構えである。内部は正面1間を土間とし、1間幅の広縁を取り、外陣と内陣とに分けられている。内陣の来迎柱には組物を乗せ、その前面に須弥壇を置く。茅葺の風格のある外観、内部は鴬張りの廊下や、床の間など、随所に残る古式の造作が見られる。大規模な近世初期の禅宗寺院の本堂建築であり、曹洞宗本堂の古い様式を示すものとして、価値の高い遺構である。
平成5年(1993年)、国の重要文化財に指定されている。
長勝寺本堂と並んで、本堂の建物としては最古級です。柱の中には非常に大きく面取りをしているものもあり、その来歴を感じさせてくれます。
基本情報
区分 | 重要文化財 |
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住所 | 青森県弘前市藤代1-4-1 |
営業/休業 | 冬期間非公開 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 無料 |
交通 | 【バス】 JR弘前駅より弘南バス 駒越線もしくは弘前~弥生・新岡・葛原線「駒越」下車 徒歩約1分 |
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