最勝院五重塔
さいしょういんごじゅうのとう 最勝院五重塔
最勝院五重塔は、明治41年の指定説明で「東北地方第一ノ美塔ナリ」と称賛された、姿形の美しい五重塔である。藩祖・津軽為信による、津軽統一の過程で戦死した敵味方を供養のために、3代藩主・津軽信義の代に着工し、4代藩主・津軽信政の代の寛文7年(1667年)頃に完成されたといわれている。
平成3年(1991年)の台風で深刻な被害を受けたことにより、初めての全面解体修理が施された。全高31.2メートルの総高に対して、屋根から天に突き出た相輪部分が長く、五重目の柱と柱の間隔が初重の約半分となっているなど、均整のとれた美しいフォルムだけでなく、各階ごとに外観のデザインが異なるなど、細部にまで意匠が施されている。
明治41年(1908年)国の重要文化財に指定されている。
江戸時代から通じて350年間弘前のランドマークタワーとしてあり続けました。一日のどの時間帯でも、一年間のどの季節でも、いつ見ても恰好いい五重塔です。
基本情報
区分 | 重要文化財 |
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住所 | 青森県弘前市銅屋町63 |
見学の際の注意事項 | 外観のみ。 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
料金 | 無料 |
交通 | 【バス】 JR弘前駅より弘南バス 土手町循環100円バス「本町」下車 徒歩約5分 JR弘前駅より弘南バス 金属団地・桜ヶ丘線もしくは久渡寺線「弘前高校前」下車 徒歩約3分 【鉄道】 中央弘前駅より弘南鉄道 大鰐線「弘高下駅」で下車 徒歩約10分 |
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