HIROSAKI Heritage|建物が語る弘前文化遺産
あおもり創成パートナーズ株式会社
加藤味噌醤油醸造元

かとうみそしょうゆじょうぞうもと 加藤味噌醤油醸造元

加藤味噌醤油醸造元の建物は、弘前城の外堀から茂森町の通りを経て、寺沢川の谷を横切って新寺町とぶつかるT字路の角にある。明治4年(1871年)に建築された。加藤味噌醤油醸造元の屋号は「ヤマトウ」であるが、弘前では「加藤の味噌」という呼称で知られている。建築当時は弘前市内の米や大豆などを扱う雑穀卸業として創業した。その後、集まった大豆を使って味噌や醤油を製造、販売するようになったという。

現在の建物は大きな改修工事はされておらず、外観も内観も創業当時のたたずまいを残している。弘前市内でも数少なくなった金文字看板と、坂道側からの風景は、どこか懐かしささえ感じられる。

平成20年(2008年)度、弘前市の「趣のある建物」に指定されている。

見どころ

坂道側をやや遠くから見た景観は弘前の中でも特筆すべきもので、非常に風情があります。

基本情報

区分 趣のある建物
住所 青森県弘前市新寺町153 地図
営業/休業 休:不定休
営業時間 8:00~18:00
交通 【バス】
JR弘前駅より弘南バス 金属団地・桜ヶ丘線もしくは久渡寺線「弘前高校前」下車 徒歩約10分
関連リンク