高照神社神饌殿
たかてるじんじゃしんせんでん 高照神社神饌殿
高照神社は、4代藩主・津軽信政を祀る。神饌殿とは、日頃より食物を与えてくださっている神様への感謝の意を示すため、食べ物をお供えする場所である。この神饌殿は、拝殿と連なって一体の社殿景観を構成する建物である。建築年代は不明だが、宝暦5年(1755年)の境内絵図に記載されていることから、現在の拝殿建立まもなく建築されたものと考えられる。
床は板敷で、南北に板戸による窓を設け、他は板壁となっている。出入り口は渡廊側と南西隅の2箇所にある。
拝殿の南に隣接して建ち、現在は1本の渡廊で繋がれているが、前記の宝暦五年絵図では2本の渡廊で拝殿と連絡されている。
平成13年(1938年)10月15日、弘前市指定有形文化財に指定されているが、老朽化が進んだことから解体の上部材で保存されている。
基本情報
区分 | 市指定有形文化財 |
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住所 | 青森県弘前市高岡字神馬野87 |
見学の際の注意事項 | 解体格納中 |
交通 | 【バス】 JR弘前駅より弘南バス 弘前~岩木庁舎線・枯木平線「高岡」下車 徒歩約1分 |
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