巌鬼山神社本殿
がんきさんじんじゃほんでん 巌鬼山神社本殿
巌鬼山神社本殿は、1691(元禄4)年に観音堂として建立されたもので、近世津軽の小仏堂(三間堂)が明治以後に神社となった典型的なものである。
本堂の構造は、寄棟造で鉄板葺(旧茅葺)、桁行三間の梁間二間、向拝は一間である。一間建築型厨子を一基備え、切妻造の板葺であり、黒漆塗の佳品である。
小規模で簡素なつくりながら、内部の厨子などの細部様式などに時代の特徴をよく表している優れた建造物である。境内にある、青森県指定天然記念物で樹齢千年を超える大杉とともに、神秘的な空間を形成している。平成5年(1993年)4月16日、青森県重宝に指定されている。
小規模で簡素なつくりですが、江戸時代の小仏堂としての雰囲気をよく残しています。境内の樹齢千年を超える大杉などとともに、神秘的な空間を形成しています。厨子は黒漆塗の佳品です。
基本情報
区分 | 県重宝 |
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住所 | 青森県弘前市十腰内字猿沢78 |
見学の際の注意事項 | 外観のみ |
料金 | 無料 |
交通 | 【バス】 JR弘前駅から弘前~鯵ヶ沢線「十面沢西口」下車 徒歩約20分 |
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